大阪、阿倍野区の整体いじんです。
この春先は寒暖の差が激しいだけでなく、雨が多い季節です。
そのため低気圧の影響を受ける方がおられます。
特に低気圧になる時に症状が起きる方が多いようです。
人の体はいつも空気によって外から押されています。
高気圧の時は外側から押される力が少し強くなり、
低気圧の時は押される力が少し弱くなります。
その圧力差を体内で吸収しているのです。
人の体は圧力がかかる時よりも、圧力が少なくなる時の方が苦手のようです。
登山の時の高山病もそうですし、海で潜水の時、減圧せずに上がってくるとかかる潜水病もそうです。
気圧が下がっていく時、人の体は風船のように少し膨らみます。
しかし頭は頭蓋骨に覆われているために少し事情が違います。
健康な体であれば頭蓋骨にも多少の柔軟性があり、気圧の差を吸収できる程度は膨らみますが、調子の悪い方は頭蓋骨の柔軟性がないために膨らまず、気圧の差を吸収できなくなります。
その場合わずかに頭蓋骨の中の圧力が高くなります。
圧力が高くなればそれだけ脳を圧迫します。
その圧迫が視床下部や三半規管などへの障害を起こすと考えられます。
それが低気圧になる時に起こる様々な症状の原因だ
と考えられます。
それらの症状は自律神経失調の症状とも似ています。
もしあなたが低気圧になると何か症状が出るのであれば、
頭を柔らかくすることが効果的かもしれません。
ただ一つ気をつけなければならないのは、頭に腫瘍がある場合も同じような症状が出ることがあります。
くれぐれもその点にだけはご注意ください。
大阪、阿倍野区の整体いじんでした。